フォンダシオン ルイ・ヴィトン / Fondation Louis Vuitton
パリ・ブローニュの森にあるルイ・ヴィトン財団の現代美術館です。パリの新名所として多くの人で賑わっています。
3,600枚のガラスから構成される12枚のベールは風を受けた帆船のようでもあり、雲や魚のようにも見えます。
この美術館の展示室や廊下には、いたるところに屋外テラスへの出入口があります。この建物(というかゲーリーの建物の多く)は基本的にはハリボテなんですが、このガラスのハリボテ(ベール)が庇の役割をして、上下左右に広がっているテラスを心地良く散歩出来ます。逆にハリボテのせいで周辺の庭園や街並みが見えそうで見えないのですが、そういったところも計算なのでしょうか?
この日は青空で、周囲の緑と紅葉の赤との配置が絵になりました。
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