バーゼル・リハビリセンター / RAHAB Basel
事故等により半身不随となってしまった人たちのためのリハビリ施設です。
どこか日本らしさを感じさせるすだれのような木のルーバーのファサードが印象的です。
一部が3階建ての意外と大きな建物ですが、何箇所にもコートヤードを設けており、館内のどこにいても自然光が入ります。そのコートヤードの一つにはプール棟も設けてられています。日本の医療福祉施設に比べて、かなりゆとりのある空間に感じました。
H&deMの事務所の方に話を伺う機会があったのですが、予算も充分とは言えなかったので、建材は出来るだけメーカーの既製品(普段は特注がほとんどらしい)を使ってコストを抑えたとのことでした。またファサードで使用している木は経年変化を楽しんでもらうため、特別なメンテナンスは行っていないとのことでした。