アールト大学 講堂 / Aalto-yliopisto Teknillisen korkeakoulun päärakennus
アールト大学はヘルシンキ工科大学、ヘルシンキ経済大学、ヘルシンキ美術大学が2010年に統合再編された大学です。アアルトはヘルシンキ工科大学で建築を学び、大学の移転に伴って行われたコンペにより、現在のキャンパスの何棟かの校舎も設計しています。
この本館と講堂は雑誌でも良く紹介されていますよね。思ったより小さいなというのが第一印象です。野外劇場のような扇型の階段状のスペースは学生たちのたまり場となっていました。
室内の講義室は天井が高く、建物の形状そのままの空間となっているのが良く分かります。間接的に自然光も取り入れているようですが、この日はほとんどカーテンが閉まっていて、あまりその様子が分かりませんでした。
講義室前のロビーはアアルトらしい天窓が設けられた広いスペースです。
ちなみに見学した4/30はフィンランドではヴァップという祝祭で、伝統的に街中やキャンパスでお祭り騒ぎなのですが、逆に施設内部は静かに見学することが出来ました。また著名な施設だけあって、日本人も含めて見学者も何人かお見かけしました。