カーペンター視覚芸術センター / Carpenter Center for the Visual Arts
ハーバード大学にある施設の一つで、ル・コルビュジエによる北米唯一の作品です。
高低差のある二本の道路に挟まれた場所に建てられており、それらの道路を結ぶ通路が建物の真ん中を貫いています。少々変則的ですが、近代建築の五原則やブリーズ・ソレイユも採用されたコルビュジェらしい建築となっています。
ただしせっかくのコルビュジエのアメリカ唯一の建築なのだから、もう少しキレイに整備して、一部でも一般の人が見学出来れば良いのにとも思いました。(まあ、アメリカ人のほとんどはコルビュジエと言われても分からないと思いますが)
近くにはハーバード大学のキャンパスの中心であるHarvard Squareがあり、学生や観光客で賑わっています。時間があれば、アカデミックな雰囲気のHarvard Yardでのんびりするのもお薦めです。
同じような写真ですが、木々の葉で建物が隠れて見にくいので、その前に訪れた時の写真も載せておきます。