落水荘 / Fallingwater

ピッツバーグの実業家エドガー・カウフマンの別荘です。建築の解説は不要ですね。

この別荘が建てられた当時、ピッツバーグは鉄鋼業が盛んでしたが、スモッグによる公害も酷かったそうです。しかしピッツバーグから80km離れたこの地は、森林浴も気持ち良さそうな山中にあります。別荘地としては正に理想です。

また凡人であれば「滝が見える」場所に家を建てるのに、「滝の上(つまり家の中からはせっかくの滝が見えない)」に建てるという発想もやはりスゴイです。でも寝る時に滝の音は気にならないのかな?

室内はライトらしい建築で天井が低く抑えられていますが、その分視線は水平方向に向かうことになり、常に森の緑や光が入って、とても心地よい空間でした。

 

< note建築探訪 >

建築と自然が最高に調和した落水荘

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